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(2002.4/10)


私が幼い頃TVで見て強烈な印象を残した番組があります。
そう、それがこの「走れ!ケー100」です。
自分がホームページという物を作るのであれば片隅にでもコーナーを作りDVD化や再放送を実現させようと数年前から企んでいた番組がなんとHPを立ち上げた途端、CSファミリー劇場で放送が開始されました。
(2002年4月〜2003年4月、2004年3月(一挙放送)の再放送は終了しました)


「これは是が非でもバック・アップせねばなるまい!!
という事で急遽コーナーを立ち上げました。

急遽立ち上げた為材料がありません。それでしばらくは放送されたエピソードのレビューをメインにしていきたいと思います。
CSに入っていなくて見たくても見られない、又「走れ!ケー100」を知らないという方にケー100という番組の魅力を少しでも伝えられるようがんばりたいと思ってます。

これを機会にあちらこちらに散らばっている情報の一本化も考えておりますので当時のグッズ、情報等をお持ちの方はよろしければ掲示板に書き込んでいただくか御一報いただければ幸いです。

(2003.4/22一部修正)


そもそも「走れ!ケー100」とは?

昭和48年、毎週金曜にTBS系で「ウルトラマンタロウ」と共に1年間放送された道路を走る機関車で日本縦断という、とても今では(当時でも)考えられない日本全国縦断大ロケーションドラマです。
当初九州から北海道までの全2クールの予定が好評の為4クール・全51話(一本少ないのは1話の前の番宣特番の為)に延長され北海道から当時日本に返還されて数年の沖縄へと向かうのです。
そういう意味でもこのドラマは今は失われてしまった日本の風景の貴重な映像遺産と言ってもいいかもしれません。

物語は鹿児島のとあるスクラップ場から始まります。
このスクラップ場にケー100(型番がKの100号という事)という炭坑用小型機関車のスクラップがありました。そこに今は北海道の夕張に住むケー100の最初の機関士だったというおじいさん(なんと笠 智衆!)から「死ぬ前にもう一度ケー100に乗りたい」という手紙が届きスクラップ場の息子、隆くんはメカ好きの料亭の息子紋太さん(大野しげひさ)に動くように修理を依頼。道路を走って北海道まで行く計画を立てますが父親の妨害にめげずに強行してケガの為入院してしまいます。
そこで隆くんの代わりに紋太さんの北海道への旅が始まります。

行く先々で出会う人々と紋太さんとの交流、その道中記を記事にして一発あてようとする女記者(大川栄子)紋太さんを連れ戻そうと追いかけてくるお母さん(石井富子)と自称婚約者ノブちゃん(秋元 京子)の珍道中。
そして最大の見せ場、ケー100の水陸両用、果ては階段を昇りお百度を踏む、釣りまでしてしまうスーパーマシンぶり!

しかしこのドラマの最大のポイントは次第に自分の意志を持つようになり紋太さんとの友情を育んでいくケー100です
ある時は子供との約束を守る為に紋太さんにさからい、しかし二人(?)は強い絆で結ばれていきます。

ついに北海道に着いた紋太さん、ケー100をおじいさんの側に残して帰ろうとしますがそれに気づいたケー100は壁に体当たりをして自殺をはかります。しかしその前に沖縄から少年が沖縄の子供達の嘆願書の山を持って現れます。
その内容は「ケー100に沖縄に来て欲しい!」「ケー100に会いたい!」という物でした。
そして紋太さんとケー100は鉄道がない為汽車を見た事がない沖縄の子供達の熱いエールに答え、主に太平洋側を通って着いた北海道から日本海側を通って沖縄へ向かう事になるのです。そして沖縄に着いた紋太さんとケー100には・・・

さあ、みんなで紋太さんとケー100の旅に同行しましょう!

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