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番外編 ケー100記録写真集完売にあたり

(2011年12月31日UP)


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番外編
  20011年の冬コミケにて『走れ!ケー100 その奇跡の旅路記録写真集』を完売しました。
持ち込んだ数を完売したというだけでなく、作った総数は完売いたしました。

2009年の発行から2年で売り切れるとは正直予想外で、購入していただきました皆様に心より感謝申し上げます。


最新版の正誤表はこちらから

●完売にあたり、第13回で一度完結させた当コンテンツの番外編として以下にまとめさせて頂くことにいたしました。
(もしよろしければ改めて第1回から写真集刊行への流れを振り返っていただけたらと思います)


放送当時から今に至るまで関係書籍が皆無のケー100の埋もれた写真の数々を共有できるようにしたい。そしてこの本をきっかけにケー100を思い出して貰う、というのが目標でしたがそれは十分に果たせたかなと感じています。

写真集作るまでは無縁であったコミケにも2010年、11年の夏冬計4回参加し、直接購入して頂いた方の反応が直に見ることができたのは大変意味のある場でしたので、来年参加できないのが残念な気分です。

さてここで一つ告白を。
発行当時サイトでは総数を「300冊」と書いておりましたが単価を押さえるために実際は
500冊作っていたんです。500冊と書くと「そんなにあるならいつ買っても良いか」と思われ買い控えられるのではないか? 又当時の感覚としてはあまりに無謀な数に思えて、正直に書くと引かれるんじゃないかと思い300と記述しておりました。
結果的には500冊作って正解でしたが、2年前は500冊売るのに10年以上掛かると本気で思っていたのです。

又、コミケ会場で買い損ねた方から再版について訊かれまして有り難いことなんですが、掲示板やツイッターに何度か書いておりますが
再版はできません。

その理由をここで改めて書いておきますと、まず定価を維持する為には最低限以前と同じ数(500冊)作らないといけない事。そのコストの件だけなら紙質落とすとか、判型を小さくするとかで解決できそうですが、それはそれで再版とはなりませんし問題はもう一つ。

著作権的にはグレーゾーンな部分がある同人誌ですが、佐賀様と青野監督の意向でなるべくお話通せるところには通して作るという事にしており、制作会社のC.A.L.様に佐賀様経由でお話通しておるのですが
(表紙の(C)は勝手に付けてる訳ではないのです)そもそも元関係者が作ってることと、「500冊くらいなら問題ないでしょう」と言う条件で作りましたので勝手に再版はできないんです。

もっとも『売り切れ』自体が想定外だったのですけども…

しかしそれが完売です。

関係者用や宣伝等で100冊以上配布したにせよ完売です。ケー100と言う番組の潜在的な人気の再認識と、マニアでない普通の人々にファンの多いケー100の宣伝の難しさも痛感いたしております。

又、写真集の実現には番組企画者の佐賀邦夫様と青野監督のご尽力がなければ不可能でした。ここに改めまして感謝申し上げます。

元々最初で最後のつもりでしたので写真集自体の再版は現時点でする予定はありませんが、2013年の40周年に写真集出版記念会 (第11回参照)の様な規模で似た会ができればと考えております。

それに向けて会場配布用の記念品に、今回本を作ったおかげで元スタッフの方と連絡が付き、各々所蔵の写真も発掘されましたので、それら関係者の方の証言や秘蔵写真をまとめた冊子のような物や、ピンバッチを造ろうと水面下で進行中です。
そしてそれら記念品は会場に来られないファンの方々のためにコミケやうちのサイトで頒布するつもりでおります。

それについてはお知らせできる時が来ましたら又別枠でお知らせいたします。


今は何かやろうとすると初回の動員(売り上げ)が全てで、ケー100の様に「熱狂的なマニアはいないけど、潜在的なファンはいるのである程度の時間は掛かっても完結する」という番組は、なかなか商業的に取り上げられにくい時代です。

加えてケー100は売る側が「ジャンルを特定できない」「客層がわからない」と言う理由で商業的には敬遠されて来ました。

しかし管理人がサイトを作って来年で10周年です。
単に10年間インターネット上に存在してるだけでなく、現在も出演者や元スタッフの方を交えてイベントみたいな事を継続してやれてるなんて、マイナーな40年前の番組の個人サイトとしては異例な事だと我ながら思います。

これは管理人自身がどうこうでなく、監督や佐賀様筆頭に大野さん、大川さん、杜澤さん等当時のスタッフや出演者の方がケー100という番組に思い入れがあるのと、そんな特別な番組を忘れないでいる潜在的なファンが多くいる賜物だと思います。

そういう意味でもケー100は珍しく、特別な番組だったと改めて思いますので、何かの縁でうちのサイトにいらしたファンの方々に向けて活動を続けていくつもりですので、これからも宜しくお願いいたします。
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